
ただの凌辱モノとは次元が違う、極めて文学的で、そして底知れぬ絶望が支配する劇薬のような作品です。
今回の主役は平口広美の不朽のエロ劇画をベースにしたオール60代の美熟女8人。
ハイパーインフレや天変地異が迫る平成の不穏な空気を背景に、突然拉致されモーテルに監禁されるという、まるで逃げ場のない惨劇を描いたロードミステリーです。見ず知らずの男たちに徹底的に蹂躙され、最後は海外へ性奴隷として叩き売られる。その悲惨すぎる運命の中で、優れたサイコホラー映画のような恐怖と屈辱に震えながらも、抗えずに濡れていく60代人妻たちの生々しい姿を深く鋭くレビューします。
我々50代後半の酸いも甘いも噛み分けた男にとって、薄っぺらいドラマはもう必要ありません。
この日本藝術浪漫文庫が提示するのは、日常が突然暴力によって破壊される圧倒的な恐怖と、それに抗えない人間の業の深さです。
拉致され監禁されるという絶望的なシチュエーションは、閉鎖空間で狂気に晒される上質なスリラー作品にも通じる人間の根源的な恐怖を煽ります。しかしその恐怖が頂点に達した時、60代後半という円熟しきった肉体は皮肉にも圧倒的なエロスを放ち始めるのです。
大森熟三の推しポイント

ここを見ろ
絶望 逃げ場のないモーテルに監禁され海外へ売り飛ばされるという圧倒的な悲劇と恐怖
屈服 見ず知らずの男の暴力に抗いながらも身体の奥底から込み上げる快感に敗北する生々しさ
芳醇 60代後半になっても決して失われない人妻たちの匂い立つような熟女エロスと悲哀
刺激 観る者の心に深く突き刺さり我々熟年世代の奥底に眠る性愛を暴力的に呼び覚ます劇薬
絶望と恐怖が引き出す60代人妻の極限エロス

逃げ場のない惨劇とロードミステリー
平成という時代の不穏な空気を纏いながら展開する7篇の物語は、どれも日常からの突然の断絶から始まります。
普通の生活を送っていた60代の奥様たちが突然拉致され、薄汚れたモーテルの一室という閉鎖空間に閉じ込められる。このどうしようもない絶望感と理不尽な暴力に晒される恐怖は、観る者の心にヒリヒリとした緊張感を植え付けます。ただのエロビデオにはない格調高い文学性と深い心理描写が、熟女マニアの心を強く惹きつけて離しません。
暴力と屈辱の果てに濡れる芳醇な肉体
見ず知らずの男たちに乱暴に扱われ悲痛な声を上げる彼女たち。
しかしその凌辱の過程で、恐怖と痛みが徐々に女としての生々しい快感へとすり替わっていく瞬間が克明に描かれています。頭では激しく拒絶していても、60代後半まで培ってきた熟れた身体は正直に反応し、卑猥な音を立てて愛液を溢れさせてしまう。絶望の中で快感を覚えてしまう自分への嫌悪と、それに抗えない雌としての悲哀が最高にエロティックです。
我々熟年世代の性欲を呼び覚ます特効薬
この作品はただ悲惨なだけではありません。
極限状態の中で描かれるリアルな性描写は、我々50代、60代の男たちの下半身に眠る本能を暴力的に叩き起こしてくれます。パートナーがいる方なら、この圧倒的な凌辱劇を観た後にお互いの存在を確かめ合うように深く濃密な回春の性愛へと誘われることでしょう。独り身の男にとっても、女の業の深さを一人静かに味わい尽くせる極上のテキストになります。
管理人・大森熟三の採点

文学的な絶望感
(スリラーのような心理的恐怖が最高です)
凌辱の生々しさ
(抵抗が快感に変わる過程から目が離せません)
60代の芳醇な肉体
(熟れきった女の悲哀が胸を打ちます)
回春の特効薬
(我々世代の奥底に眠る衝動を激しく揺さぶります)
理屈はいらない。今夜はこの底知れぬ絶望と快感の淵を覗き込もう

1980年代のエロ劇画の傑作が現代のAVドラマとして見事に蘇りました。
突然の拉致、モーテルでの監禁、そして海外への人身売買という逃げ場のない悲劇の中で、60代の人妻たちが見せる恐怖と抗えない快感の波。
人間の業と極限のエロスが交差するこの格調高い凌辱ロードミステリーを、ぜひ貴方の特等席でたっぷりとご堪能ください。